OneDriveを使っていて、「同期保留中」と表示され、
同期が進まないといったことはないでしょうか。
「同期保留中」と表示されると、
OneDriveに保存されているデータと、
ローカルのデータが同期されないので、困ったことになります。
この「同期保留中」の問題を解決するには、
「キャッシュの消去」か「ファイルのコピー」が有効です。
「ファイルのコピー」は比較的簡単に実行できますが、
「キャッシュの削除」は多少難しい手順があります。
しかし、手順に沿って進めていけば、
問題なく「キャッシュの削除」を実行可能です。
PC操作に慣れていない場合は、
丁寧に手順に沿って進めてみてください。
あなたが、もしも「同期保留中」で困っており、
解決方法がわからない場合は、「キャッシュの削除」もしくは、
「ファイルのコピー」をお試しください。
OneDriveが保留中のまま同期できない!キャッシュをクリアで改善!
OneDriveに保存されているデータを、
「保留中のままで同期できない」という場合は、
まずは「キャッシュのクリア」を試してみてください。
多少難しい手順も有りますが、
手順に沿って進めれば問題なくキャッシュをクリア可能です。
キャッシュをクリアするには、
まずは「クリアブート」を実行する必要があります。
この手順が少し難しいため注意してください。
実行する手順は、最初にタスクバーの検索ボックスに、
「msconfig」と入力してください。
検索ボックスがない場合はPCのタスクバーで右クリックし、
「検索」から「検索アイコンを表示」や、
「検索ボックスを表示」で表示させることができます。
「msconfig」と入力すると「システム構成」が出るので、「システム構成」を開きます。
開いたら、「サービス」タブで、
「すべてのサービスを非表示にする」と、
「すべて無効にする」を選択してください。
ここまで選択できたら、次は「スタートアップ」のタブで、
「タスクマネージャーを開く」を選択し、
タスクマネージャーを開きます。
タスクマネージャーを開いて、スタートアップの項目ごとに、
「無効にする」を選択してください。
ここまで来たらタスクマネージャーを閉じ、
「システム構成」の「スタートアップ」のタブでも、
「OK」押すことで準備完了!
あとは再起動することでクリーンブートになります。
クリーンブートできたら、
「officeドキュメントキャッシュ」を削除して再起動をして、
同期を再度実行してみてください。
「officeドキュメントキャッシュ」の削除まで進めれば、
多くの場合は同期の保留を解決できますよ。
ただし、場合によっては解決できないこともあります。
具体的に言うと、キャッシュファイルが破損していて、
解決できないこともあります。
キャッシュファイルが破損している場合は、
破損したファイルを削除してみてください。
削除することで同期を進められることがあります。
タスクバーもしくは、OneDriveバーのアイコンに「同期が保留中」と表示され、
同期が進まないならキャッシュクリアを実行してみてください。
OneDriveの同期が遅い!保留状態がつづく原因は非表示ファイルかも!
OneDriveを使っていて、「同期がなかなか終わらない」事や、
「ファイルが同期されているのに、同期が終わらない」、
といったことはないでしょうか。
OneDriveの同期が遅く、なかなか終わらないのは、
「非表示ファイルが原因」の可能性があります。
「非表示ファイル」は、「非表示」と付くように、
通常では表示されません。
非表示ファイルを表示させるには、設定をいじる必要があります。
表示方法は、まずエクスプローラーを表示します。
「表示」タブに移動して、
「非表示のアイテム」ボックスにチェックを入れてください。
チェックを入れると、非表示にされているファイルを表示可能です。
非表示のファイルが表示されたら、「同期を解除」するか、
削除することで同期の速度を上げ、
保留状態を解決できることがあります。
OneDriveの「同期が遅い!」とか、「同期保留状態」の場合は、
非表示ファイルの確認もしてみてください。
簡単な手順で非表示ファイルを表示できるので、
手順に沿って進めてみてください。
OneDriveの同期を手動で!新しいフォルダに保留中のファイルをコピー!
先ほども少し触れましたが、「同期が保留中」と表示されていても、
同期が終わっていないファイルが表示されないことがあります。
「同期の解除」や「削除」でも解決できることがありますが、
そのほかの方法で解決できることがあります。
「同期保留中」の問題を簡単に解決する方法は、
「新しいフォルダを作成」して空のフォルダの中に、
「同期保留中フォルダ」をすべてコピーする方法です。
コピーしたら、同期保留中フォルダを削除して終了です。
ここまで進めれば、「同期が保留中」を解決できることがあります。
割と簡単な手順のため、
PC操作に慣れていない方でも実行しやすいのではないでしょうか。
「同期が保留中」なのに、「保留中のフォルダがない」、とか、
「非表示ファイルがない」、という場合は、
新しいフォルダを作成してファイルをコピーしてみてください。
まとめ
あなたは、OneDriveを使っていて、
ファイルやフォルダを同期が進まず困ったことはありませんか?
同期が進まない場合は2つの方法を試してみてください。
1つ目は「キャッシュのクリア」です。
「クリーンブート」を実行し、「キャッシュファイルを削除」、
「再起動して同期」の手順で進めてください。
キャッシュを削除することで、
「同期の保留」を解決できることがあります。
クリーンブートの実行が少し難しいですが、
ここで紹介した手順で進めることで実行できるので、
手順に沿って進めてみてください。
2つ目は「新しいフォルダに保留中のファイルをコピー」です。
同期が進まないフォルダがあるなら、「新しいフォルダ」を作成し、
その中に「保留中のファイル」をコピーしてみてください。
コピーしたら、同期保留中のフォルダを削除することで、
同期の保留状態を解除できることがあります。
この時、「同期保留中」なのに、
同期保留のフォルダが表示されないことがあります。
その場合はエクスプローラーの「表示」タブから、
「非表示アイテム」にチェックを入れることで、
非表示のファイルやフォルダを表示することができます。
同期保留だけどファイルが表示されない場合は、
設定で非表示ファイルを表示してみてください。
OneDriveを使っていると、
同期に不具合が発生する場面に遭遇する可能性は十分にあります。
同期のリセットなどでも解決できることはありますが、
「キャッシュのクリア」と「保留中ファイルのコピー」の方法を、
覚えておいて損はありません。
同期保留でお困りの方はぜひ試してみてください。